アレルギー性の鼻炎を根本的に治療することは現在の医学では不可能であるため、アレルギーの症状を抑えるための対症療法を行います。当クリニックにおける治療法は大きくわけて2つあります。
当院では20種類~30種類の薬の更に組み合わせ、患者様個々に合った薬を探し、最適なお薬を一緒に探してゆきます。これは、アレルギーの原因によって症状の出方が異なったり、患者様の体質によって薬の効き具合が異なる為です。
また、患者様の日々の生活様態も大きく影響します。(例えば、日中に眠気が生じることが望ましくない職業に就かれている患者様には、朝と夜で飲む薬を変えてもらうような場合もあります。)
そのような観点から、当クリニックでは「最初にお出ししたお薬が合わなければ、遠慮無くおっしゃってください」といつも患者様にお話しています。これは患者様に最適な薬を再度ご提案するためです。(すぐには見つからない場合もあるのです。)患者様の体に合う薬に出会って頂くことが、この病気とうまく付き合っていく為の最善の方法だと考えています。
お薬を飲むのが面倒である方や、副作用が出やすい方にはレーザーによる治療をご案内しています。レーザー治療は鼻の粘膜そのものを焼き切る方法です。画像
鼻の中の粘膜に弱い出力のレーザー光を当て、粘膜の腫れ、むくみをとり、花粉やダニ、家のホコリなどに過敏になった粘膜の感受性を低下させます。痛みや出血もほとんどなく、1回20~30分程度の通院(手術自体は5~10分です。)、もちろん日帰りで治療が完了します。その後の通院でほぼ一連の治療は完了です。腫れが少ない為、治りが早く、顔の表面を傷つけることもありません。
効果は半年~1年で薄れる場合もありますが、治療自体に危険性はありませんので、再治療は何度でも可能です。このこともレーザー治療の大きな利点です。
レーザー治療は当クリニックにて行っております。
15分前までに受付をお済ませください。
問診票のご記入、カルテの作成に時間を要する為、
他の患者様に比べて診察までに時間がかかります。
ご了承ください。