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喉頭がん

  • 喉頭がん

    声帯やその周囲のがんが出来ると、その初期症状として声の異常をきたすことがあります。ほとんどの場合、タバコが原因となり、患者さんの90%が喫煙者です。声帯に病変を認め、疑わしい場合は早めに手術にて病変を切除し、詳細な細胞の検査が必要です。
    初期の段階で治療をおこなえば、5年生存率は97%(Ⅰ期)と治癒の可能性が高く、また80~90%が放射線療法のみで根治を目指すことが可能で、喉頭を温存した治療が出来れば声を失う危険性も低くなります。
    一般的に喉頭がんは男性に多く発生し、その割合は1:10と言われ、50歳代から80歳代までに急激に増加する傾向があります。近年では女性の喫煙率が高くなっており、女性の罹患のリスクも上昇しています。
    病変が初期の場合は、前述の喉頭微細手術にて病変を切除し、細胞の種類と病変の広がり具合を詳しく調べます。検査結果により根治治療が必要と判断された場合は、専門のがん拠点病院へ紹介させて頂きます。

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