大阪ボイスセンター

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ご挨拶

「ことば」は私たち人間だけに与えられた素晴らしい能力であり、社会生活が円滑に行われるために極めて重要なものです。そしてその「ことば」を形成するのは「こえ」であり、美しい「こえ」は美しい「ことば」を生み出します。また、「ことば」は単なるコミュニケーションの道具としてではなく、歌手、舞台人、アナウンサーなど「こえ」を必須とする職業(professional voice user)の方も増えてきています。また、コーラスやカラオケなど趣味の分野でも重要な役割を担うようになってきました。
「こえ」や「ことば」は、よりクオリティーの高い生活を求める現代社会において、極めて重要な存在であるということが言えます。
このような社会的な要請のもとに、2004年4月 大阪回生病院に設立した大阪ボイスセンターを、このたび あべのハルカス坂本耳鼻咽喉科に移設いたしました。こちらでは、声帯ポリープや声帯結節のように実際に声帯に病変が見える疾患(器質性音声障害)から機能性発声障害や痙攣性発声障害まで幅広い疾患群を対象疾患としております。また、歌手、アナウンサーや教師の方など、「こえ」を必須とする職業(professional voice user)の方が、より高いレベル(supernormal)の「こえ」をめざすための医学的な相談なども行っております。
大阪ボイスセンターは、社会のニーズにあった総合的な「こえ」と「ことば」の治療をおこなう専門医療施設として、スタッフ一同 誠心誠意尽力してまいりたいと考えておりますので 何卒よろしくお願い申し上げます。

  • あべのハルカス坂本耳鼻咽喉科
  • 統括院長 望 月 隆 一
  • 統括院長 望月隆一

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大阪ボイスセンターの沿革

2004年
大阪回生病院 耳鼻咽喉科に併設
2013年
喉頭微細手術(Microlaryngoscopy手術)1000件達成
2014年
大阪厚生年金病院(現 JCHO大阪病院)耳鼻咽喉科に移設
2017年
あべのハルカス坂本耳鼻咽喉科に移設
喉頭微細手術(Microlaryngoscopy手術)2000件達成

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学会発表(指名発表のみ 演者:望月)

  • 2010年6月 第61回 日本東洋医学会学術総会(名古屋)
    シンポジウム【専門医が語る耳鼻咽喉科治療の魅力】老人性嗄声
  • 2012年12月 第60回 日本職業・災害医学会学術大会(大阪)
    シンポジウム【ストレスと耳鼻咽喉科疾患】 声がれ・音声障害
  • 2014年11月 第47回 甲状腺外科学会(福岡)
    シンポジウム【他科に学ぶ】 甲状腺外科手術後の喉頭麻痺とその機能障害
  • 2015年4月 第27回 日本喉頭科学会総会・学術講演会(東京)
    臨床シンポジウム【喉を守る 声帯膜様部病変に対する喉頭微細手術~私のやり方】
    大阪ボイスセンターにおける喉頭微細手術のやり方
  • 2017年7月 第79回 耳鼻咽喉科臨床学会総会・学術講演会(山口)
    シンポジウム【名人にコツを聞く】音声障害
  • 2018年10月 第63回 日本音声言語医学会総会・学術講演会(福岡)
    パネルディスカッション【声帯ポリープ・結節難治症例の戦略】(予定)

大阪ボイスセンターを
受診される患者さまへ

初めての患者様におかれましては診察終了時間の15分前までに受付をお済ませください。問診票のご記入、カルテの作成に時間を要する為、他の患者様に比べて診察までに時間がかかります。ご了承ください。